訪問いただきありがとうございます!海原(うみはら)こうめと申します。

このブログは不妊治療を終えた夫婦のその後、日常やら猫との生活などを漫画にしています。
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震災直後、避難所での夜が心細くて

今日は前回記事↓

の続きになります。

ケータイがパッと光って、メールが届いたのがわかりました。リロさんだ!と飛びついたら、同じ県内に住む友達でした。今の状況を正直に返信したら、「気が紛れるよういつでも連絡して」というありがたい言葉が。
その言葉を頼りに不安で不安で押しつぶされそうな夜を、何とか超えることができました。翌朝アパートに戻り毛布にくるまっていると、やっとリロさんが帰ってきて無事を確認することができました。その後義両親と会った時に「震災の夜連絡が取れなかったしアパートにもいなかったから、避難所まで探しに行ったの」と言われました。
「でも暗くて人が多くてどうしても見つけられなかった」と。そう言われて「あ、なんだ私、ひとりぼっちじゃないや」と気づきました。
←前のお話

経験したことのない緊急事態、いきなり先が見えなくなった中でかけてもらった言葉ってきっとずっと忘れないものだろうなって思いました。

メールをくれた友達も被災していたのに、大変な中だったろうに・・・とてもありがたかったです。

そしてこのときはまだ結婚して1年ちょっとで、近所に住んでいるものの義両親とはあまり交流していなかった時期でした。

それでも停電している中探してくれていたとは・・・!

「あーわたしひとりぼっち」なんて悲観して勝手に心細くなっていましたが、落ち着いて考えてみたらそうじゃなかった、そのことに気づいたという話でした。


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